革新技術と刑事法
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革新技術と刑事法
著者: 清水 晴生
出版社: 日本評論社
ISBN/JAN: 9784535529571
形式: 書籍
内容紹介: 楽天ブックス
インターネットの浸透以降の革新技術が、日常生活上の情報発信や共有にとどまらず、生活分野からビジネス・金融といった経済分野に及ぶようになった現在において、刑事法がいかなる役割を果たすのかについて考究する論攷集。
第1部は刑法解釈論と暗号資産ブロックチェーンを対象に、取引所からの多額の暗号資産の流失が社会的にも耳目を集めた「暗号資産NEM流出事件」を素材として、詳しく検討する。
第二部は、「AI刑事手続とプライバシー・人権の保護について」と題して、今後の拡大が予想される刑事手続全般へのAIシステムの利
用に関して検討を加える。
解題
第1章 暗号資産NEMの不正送信と電子計算機使用詐欺
1 問題の所在
2 当該NEM送信行為の不可罰的事後行為性
3 ブロックチェーンの共有記録による「不実の電磁的記録」作成と「電子計算機」該当性
4 ブロックチェーンの「事務処理の目的」と「虚偽の情報」該当性
5 NEMブロックチェーンに含まれるその他の技術から見たその事務処理目的の範囲
6 「管理者がいない」ということの意味
7 Satoshi Nakamoto,Bitcoin:A Peer-to-Peer Electronic Cash System
8 最高裁(一小)平成18年2月14日決定(刑集60巻2号165頁)
9 結論
10 補論
第2章 AI刑事手続とプライバシー・人権の保護について
1 新しい科学技術と刑事手続
2 AIの諸問題
3 ビッグデータと個人情報保護法制
4 AI利用を想定できる刑事司法手続の各局面
5 EU規則とAI刑事手続
6 プライバシー・人権保護上の問題点にかかる整理
7 もう一つのブラックボックス問題としてのトレード・シークレット
8 今後の新たなAIリスクと刑事手続
9 総括と展望
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